私、恥ずかしながら、子供の塾のテキストなんて、読んだこともなかったです。
それで、現在の実力を測るために、とりあえず買って来たのが、
「中学入試用 これが入試に出る 計算 合格の800題」(声の教育社)
実際の中学入試に出た計算問題を集めたものです。
後半は、文章問題もあります。
1頁10問ずつで、易しい順に並べてあります。
子ザルが引っかかったのは、掛け算と割り算が混同する問題。
例 48÷15÷8×10
この問題は、分数式に直すと簡単です。
48×10 15×8
=
6×2 3
=4

こんな簡単な問題で、何を間違えるのかと言うと、まず分数の形式にして、
簡単に計算するという発想が無い。
頭から筆算で割っていこうとするから、面倒になってしまう。
また、別の問題では、ヒントを出した後も、次の行に計算を順にきちんと書き直さないから、掛け算割り算の部分だけやって、「+10」を忘れたりする。
地方出身で、私立受験はおろか、学習塾なんて行ったこともない私でさえ、小学校時代、この程度のルールは守れていたと記憶しています。
基本がまるでなっていないことに唖然としました。
塾に高いお金を払って、何を教えられていたのか。
とは言え、「進学」を謳っている教室は、集団でやっている内容を、ただ個別で進めているだけでしょうから、ある程度の進度も必要なのでしょう。
欠けているところを補備するのは、やはり親がやるしか無いのかもしれません。
余談ですが、学校の教科書は、5年生の算数が書き込み式になっていて、驚きました。
受験の内容と乖離しすぎです。
先日、実写版「ちびまる子ちゃん」を観ていたのを思い出して、子ザルが、
「まる子ちゃんて、3年生だったよね。でも、分数の計算やってたね。」
と言うので、考えてみると、昔はそれくらいの進度で進められていましたよね。
一概に、「受験用の問題は難しいから、出来なくても仕方がない」とは言えないでしょう。
大学進学なんて考えない子には、それでいいのでしょうが、もっと勉強したいと思っている子たちには、あまりにもひどい状況です。
実際、公立中学に進んで、おっとりと下位の成績に甘んじている子供たちの中には、私立も公立も受からず、定時制に進まざるを得なくなる事態が発生しているそう。
誰でも、一番はなかなか取れないけれど、みんなと一緒に真ん中へんを維持するのは容易いものです。
ところが今は、「真ん中へん」というレベルがよく分からない。
資源に乏しい我が国が、ここまで世界有数の先進国へ成長を遂げることができたのも、寺子屋から始め、コツコツと人的資源を育てて来たおかげに他ならないでしょうに。
・・日本国以前に、我が家の問題でした。
勉強を見てやる時間が無いから、個別指導に高いお金払ってるのに〜と、叫びたくなる秋の日なのでした(T^T)