2006'08.09 (Wed)
2006'08.09 (Wed)
せつない話
昨年、大田区で起こった事件で、
「65歳の夫が57歳の妻を絞殺」
というのがありまして、今日、ネットにその法廷での様子が載っていました。
裁判官か誰かとの会話形式で読んだのですが、
家業が営業不振になったことが原因で、夫婦喧嘩が絶えなかったそう。でも、喧嘩しては仲直り、の繰り返しだったんですって。
直接、引き金となった言葉が、妻からの
「男らしくない。」
だったそうです。
商売をやめるかどうかで揉めていたのですが、
夫は、三代続いた店だから、
自分の代で潰すのは忍びなかった。
それなのに、妻から、すっぱり止められないなんて、と詰られ、
あげく、「墓参りにも行きたくない。」
カッとなって、気がついたら、妻の首を絞めていた。
で、興味深かったのは、法廷でのやりとりの中で、
「そんなに喧嘩して、離婚しようとは思わなかったんですか?」
という問いに、
「離婚なんて、考えもしませんでした。」
と、答えていたことです。
自分の分身に等しかったのでしょうね。
妻に対する憎しみ、というよりも、
自分の右腕が自分で思い通りに動かない苛立ち、
みたいなものだったのでしょうか。
夫婦のことって、他人からは
ほんと、見えないものですよね。
でも、私には耐えられない重さだ。
殺すくらいなら、離婚しちゃう。

2006'08.09 (Wed)
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